野良コピーライターの過信

コピーのコンペで勝ちまくりたい。

3年間

おばんです。

たまには本業のことでも。

今回も予告ホームラン形式なので,ドヤ感強めですが,お付き合いいただければ。

 

本日,某シリーズの10min.,20min.が発売されましたので,実売の結果が出る前に言いたいことを言います。言い訳にしない,成功したからデカい顔しない。この理論です。

 

僕の掛け値

 

出版社の入社時から「編集力×何か」ということを考え続けて生きてきました。偉大なる先輩方を短期間でぶち抜くためには,異世界から掛け値を持ってこないと勝てないと思ったからですね。

 

サッカーでいうとイブラヒモビッチがテコンドーの技術をサッカーに持ち込んだおかげで,ミートの範囲をハイキックのエリアに拡張したり,ラグビーでいうと五郎丸がサッカーで培ったキックの技術を活かすなど,異世界との掛け合わせで新世界を切り拓く,そういうことです。多分。

 

僕にとっての掛け値は「キャッチコピー」でした。これを極めている人は社内にも多くないだろうと踏んで,コピーライティングの書籍を読み漁りました。この3年間,社内では一番勉強してきた自信があります。

 

辿り着いたのが,「言われてみれば,確かにそうだ」の距離感。

 

いやそれ1冊目に読んだ谷山雅計の名著の引用じゃねーか!というツッコミが聞こえてきそうですが,ここは敢えてガン無視です。基本に忠実と言ってくれ。でも恥ずかしいぐらいインスピレーションを受けたのです。

 

これが転機。

 

強い制約

 

これは脳科学の分野なのですが,芸術的ひらめきを得るためには「制約」が必要とのことです。まさに今回がそれでした。

 

既に先輩がつくっていた英語のシリーズでは数字をつかって表記をオシャレにしていました。英語はワード数でつくれるから羨ましい,同じような数字の表記が,いや,物差しが理系にもないものか...

 

そこでひとつ心当たりがあったのが,時間。時間は受験生活で最も意識していたことだ。これはイケる!と夢中で企画書を書いたのを覚えています。

 

でもこのひらめきも,高校生活を振り返れば必然でしたね。

 

時間が無限にあったらいいのに

 

僕の受験生活はとにかく時間が足りなくて,3年の秋までサッカーの選手権で部活に没頭していたし,でも現役で大学受かんなきゃいけなかったし,なんなら3年のクラスが楽しすぎて1分1秒を友達と過ごしたかった(特にバスケ)しで,本当に時間が足りなかった。

 

「1日が30時間ぐらいあればいいのに」

 

毎日思っていました。18歳の僕は「受験生である以前に高校3年生だ」をモットーに,高校生活を謳歌した自信がありますし,なんなら10年経った今も,誇りに思っています。

 

そんな他人にとってはどーでもいいような足跡が企画の種になり,成功の確信に繋がり,熱量に変わっていくと思うと,普段の過ごし方もバカにならないね。楽しかった思い出が迷いとか不安とかを吹き飛ばして,背中をグイグイ押してくれる。

 

お酒を飲みながら色々思いついたことをつらつら書いたけど,今回の企画は個人的なターニングポイントになりそうよ。意図のある成功や失敗は,必ず糧になるからね。どうなるかはわからんけど,10年後もこのネタはたくさん話すよ。

 

というわけで,社会人になってからの3年間の集大成がどうなることやらって感じですけど,3作目も鋭意製作中なので頑張ります〜。

それでは。

1200字に力の抜きどころなんてあるの?

おばんです。

またクロスバイクのライトが盗まれました...。今回も家に停めていたところでやられました。前回はライトのベルトごと持ってかれたけど、今回はライト部分だけだったので多分同一犯です。でっかく名前とか描いておいたほうがいいのかな。

 

前回からだいぶ時間があいてしまいました。

 

torv.hatenablog.com

*1

 

3月って全然コンペないのな。ちょうど忙しい時期だったから助かった(?)けど…。

 

料理の思い出≒母親の弁当の思い出?

 

今回のコンペはこちら↓

第8回「あなたの『おいしい記憶』をおしえてください。」エッセーコンテスト受賞者作品発表: YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 

ナメた解釈をすれば、「主催であるキッコーマンの商品でつくれそうな料理にタッチしつつ、思い出を語る」ことが求められているようです。ひたすら料理うめぇうめぇ言っても評価されなさそうですし、文章における、料理と思い出の比率は2:8ぐらいでしょうかね。

 

しかし1200字…。ボディコピーでもそんな長文書いたことないぞ…。

 

ありがたいことにHPで過去の受賞作品が見られるので見てみると、

「母親のお弁当」

「母親の得意料理」

「祖母の思い出」

といった、母親系列のテーマがずらっと並びます。たまに父親も。手作りの味が思い出になるのはごく自然なことですから、必然的ですね。自分も、高校時代に母親が弁当によく入れてくれた甘めの卵焼きが大好きですし、思い出の味です。

 

しかし!

僕はひねくれ者です!みんなと同じテーマで闘ってたまるか精神がはたらきます!というわけでさっそく分析です。

 

複数テーマを敷くことでエピソードを一般化

 

まずは受賞作品の流れを疑ってみます。

 

  • 母親や祖母以外で、食に関する思い出を共有する人(恋人・配偶者以外で)はいないのか?
  • 登場する料理は手作りじゃないといけないのか?
  • 身近な人とのエピソード、その先はないのか?

 

このあたりの答えを出して差別化を図っていけたらなあと思っていたら、受賞作品で素晴らしいお話がありました。

 

第7回「あなたの『おいしい記憶』をおしえてください。」エッセーコンテスト受賞者作品発表: YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 

お題のおいしい記憶に応えつつ、「(国際)結婚における不安」が描かれており、そりゃ読売新聞賞だわと拍手喝采のエッセイですね〜。お手本です。どうしても個人の話は内輪で終始してしまうので、より多くの人に共感や感動してもらうためには、一般的なサブテーマを設けなければいけません。

 

というわけで、次の設定で臨みました。

 

  • 料理は会社近くの麺系
  • サブテーマ1は男同士の友情
  • サブテーマ2は働くことの楽しさ
  • 全パラグラフの冒頭にキャッチコピーっぽいのをぶちこむ

 

以上。投稿作品は割愛で。恥ずかしいから。

 

がんばれ速達

 

今回はちょっと雑に終わらせます。なぜなら締め切り当日に、「郵送にて受付」の文字を見つけ、絶望感とともに発送したから…。速達で送ったけど多分、間に合ってないんだろうなあ。締切にルーズな事務所であることを願うばかりです。

 

徐々に公募が増えてきたので、また頑張ります。

*1:※あえなく撃沈しました。ハレザ池袋になったそうです。僕の提案には舞台要素がなかったので、「座」の入っているハレザが妥当ですね。悔しい。

ホームラン予告主義者になりたい

おばんです。

社内でコピーライターが定着しつつあるのか、社内の人からコピーを頼まれる機会が徐々に増えてきました。どこかのタイミングで請求書を送りつける予定です。

 

今回はタイトルのとおりです。もらいました。

 

理由は特にありませんが勘です。しかし前回の勝利になんとなく近いので宣言しときます。結果発表のあとに、「実はあのとき確信してて...」なんて言うよりも、事前に言っといたほうが絶対にカッコイイ。

 

予告ホームランだと思って眺めてください。

 

得意のネーミングコンペ

今回は豊島区の区役所跡地にできる施設群の愛称公募。

 

豊島区 愛称募集 庁舎跡地エリア 応募要項サイト

 

その賞金額、なんと50万円!福井の米もそうだったけど、自治体は金余ってんのかな?

 

 今回は愛称募集に際して、コンセプトストーリーが提示されていて、珍しい形式。大体こういうのも含めて考えやがれって感じなんだけど、助かるね。

 

なぜならば、コンセプトなしの公募はいわゆる「太平洋のどこかに宝があるから探してこい!」なんだよね。何がミッションなのか、考えるところから始めなきゃいけない。コンセプトを提示してもらうことで、「由比ヶ浜のどこかに宝があるから探してこい!」という感じで、探す区画が絞られているのは、非常に負担が少ない。

 

由比ヶ浜にはパリピしかいないので、仮にそこで宝を探せと言われても嫌だけど。

 

というわけで豊島区から提示されていたコンセプトストーリーはこちら。

 

~1000万のきらめく物語が生まれるまち~

色と形の思いがけない出会いが無限の華を咲かせる万華鏡のように、1000万の出会いが1000万の物語を生み出す。

8つの劇場からまちへとあふれ出す感動の余韻。その舞台に立つのは「私」。誰もが自分らしく主役になれる特別な場所。

さあ出かけよう、ちょっぴりおめかしして。新しい出会いを探しに、新しい「私」を見つけに。

 

ふむ。要するに1000万人の来訪者が輝けばいいんですね。

  • 1000万個ぐらいありそうな光り物 → 星?プリズム?
  • 8つの劇場の集合体である

これぐらいかなあ。上記を満たす名称を考えようという感じでスタート。

 

造語大好き芸人

突然ですけど僕、グルビが好きなんですよ。その世界的なデザインもさることながら、名前のセンス。

groovisions

かっこよくないですか?GrooveとVisionを組み合わせてグルーヴィジョン。ロックすぎる。

 

こういう組み合わせによる造語ってすごく好きです。パッと見、意味わかんない。でもフタを開けると意味がある。

 

めっちゃ脱線するけど、キラキラネームが色々言われるのって、名前の意味がすぐに解読できるからだと思うんです。「名前に恋が含まれるのは、女の子のときはいいけど、おばあちゃんになったら〜」みたいなのは、その恋という字からすぐにイメージが湧いて、好き嫌いのジャッジに持ってかれちゃうから。

 

今回のような1000万人を対象とするレベルの万人ウケを狙うものには、好き嫌いの物差しが入らないようにするべきだと思います。

 

というわけで、造語でパッとは意味がわからないような、記号的な名称を目指して考えることに。

 

YUKIはいつになったら老けるのか

関係ないけどYUKIが好きです。YUKIといえば屈指の名曲・プリズム。


YUKI ♪プリズム Prism ~ ♪2人のストーリー Futari no Story

 

(余談ですがこれ会場にいました)

 

1000万人が輝くような名称を恐らく運営側は想定していると思いますが、やはり斜め上を狙いたい。そこでプリズムですよ。

 

プリズムは光を屈折させて別の光を生み出すという意味では、今回の愛称にピッタリ。来訪者の光が新しい光になるプリズムのような劇場との出会い、そしてその集合体。

 

閃いた!

としまプリズミックス(Toshima Prismix)」でチェックメイトや!!

 

というわけで提出。

 

【名称】

としまプリズミックス

【理由】

リズミックス(Prismix)とはPrismとMixを組み合わせた造語です。プリズムは光を分散させる効果があるため、1000万人分の光があれば、それ以上の種類の光を生み出します。8つの劇場はそれぞれ、来訪者の新しい輝き(個性)を産み出すプリズムのような場所であり、その劇場がミックスされて劇場都市ができあがることから、プリズミックスとしました。来訪者が新しい自分自身を見つけられる場所であるという意味をこめています。

 

割と手応えあるので、発表が楽しみです。

 

ひとり3案までということだったので、「スターリーストリート」という、HYのStreet Storyのモロパクみたいな案だけ出して終了。一応こちらも。

 

【名称】

としまスターリーストリート

【理由】

スターリーとは「星を散りばめた」という意味です。来訪者1000万人が輝く様子を言語化するのであれば、満天の星空が最適です。それが地上の広範囲にわたっていることから、スターリーストリートを考案しました。また、多くの人から愛される施設になるには呼びやすい略称も必要です。スターリーストリートはスタストと略すこともできます。

 

どっちかでも採用されたら笑います。楽しみだなあ50万円。10人ぐらいでロブション行きたい。ダメだったら笑ってください。

では。